動き考え行動する女性専門整体院を開くまでの道のり　82

新Ｂ社では労働組合の活動も盛んでした、私は旧Ａ社時代から労働組合の役員をやっていました。秋にスポーツ大会があり新発田支部も出場します。

場所は関西、種目はミニサッカーと障害物競争2種目。組合活動なので会社休日に行われます。土日に関西に行き、大会に参加宿泊し日曜に新潟に戻る。翌月曜は会社に出勤します。なかなかのハードスケジュール、選手となってくれる方を探すところからです。

女性2名と年代別男性の混合チーム（計6名）を作ります。組合役員は応援団として参加するので選手は別に集める必要がありました。組合役員は私以外女性は居ませんでした。なんとか女性2名を集めなければなりません。大会まで練習に参加して関西に一緒に行ってくれる女性はいるのだろうか、、男性と混じってサッカーをしてくれる女性なんているのだろうか、、、

1名自分から名乗り出てくれてホッとしました。彼女が参加してくれるのなら？Ａ子ちゃんを誘ってみよう。恐る恐る声を掛けます。

「アベミさんの頼みだもの引き受けるよ」

女性2人は小中学生のママさんでしたが選手になることを快諾してくれました。

サッカーは相手がいた方が練習しやすいとなり、私たち組合役員は選手と一緒に週2回ほど練習をすることになりました。工場内には体育館があるので場所は困りません。

新発田支部の他に北陸、関東、関西、九州から集まり、出場チーム6チーム、他のチームと情報交換しながら練習を重ねます。私も体育の授業以外やったことがないサッカーの練習をします。パスをしながら走るだけでも続かなく、皆さんの手助けになっているのか？足手まといになっているのか分からないレベルで練習に参加しました。大会に出場するわけでもないのに仕事が終わればサッカーをします。支部長と私は同期入社で、支部長と私のパス練習は本当にお粗末で周りからは「癒しだねぇ」と言われるほどでした。（本人たちは、もちろん真面目にやっています）

支部長「大会の夜は懇親会で、盛り上がるらっしわ、各支部で出し物で余興もしねばねんだと」

私「マジ、大会の練習しているだけでも大変なのに余興？」

支部長「曲流して踊ったり、歌ったりするんと、スライド使ってなんだか催し物する支部もあるんとさ持ち時間10～15分くれだと」

私「私に考えあるっけ、余興の練習しねで、出来るのあるわ」

新発田市の女性専門ハンドニスト整体院　会社業務、組合活動、余興の案を考える大忙し。