ヨガで世界が変わる女性専門整体院を開くまでの道のり64　

忘年会参加者は30名ほど、赴任してきて2か月も経たない副社長と統括部長も参加しています。「私会社辞めたいんです」酔った席で副社長に伝えます。

Ａ社として入社し25年、一緒に働いていた男性たちは管理職になっています。「美雪」と私を呼び捨てで呼ぶ人も今は部長。周りの男性達に「美雪」と呼ばれているのを聞いて、副社長も私の名前がミユキだと知り「ミユキ」「ミユキ」と飲みの席で呼ばれます。副社長とヨガ話で意気投合し楽しく話ました。ヨガを学び始めて5年。社員でこんなにヨガの話を出来る人が現れると思っていませんでした。

　二次会のスナックではカラオケでムードのある曲が流れると副社長に呼ばれチークダンスを踊ります。Ｂ社ってこんな風にチークダンスで踊るの？と思いながら嫌な氣はなく踊りました。

それを見た課長は「我が課は安泰だな」なんてジョークを言います。何曲も踊り楽しい週末の夜になりました。

　月曜日、事務所の席に着くと足元に紙袋がありました。

「？？」しばらくすると副社長が私の席にやってきて

「阿部さん忘年会ではすまなかった、スナックの女性でないのに女性社員と一緒に踊ってしまった。紙袋の中は私の兄が作ったお米が原料のお酒だ、阿部さんのお父さんはお酒飲むようなら飲んで欲しい」

「一緒に踊って楽しかったですよ。お酒私好きなので私が頂きます」笑顔で返しました。

飲みの勢いは消え「ミユキ」から「阿部さん」に変わっていました。副社長は、申し訳ない顔をしていましたが、私はとても楽しかったことを伝えました。

それから【副社長のお気に入りは阿部さん】課長から言われるようになりました。

　Ｂ社では毎朝、朝礼の最後に経営哲学の本を開き課内で輪読をする。それから実務の作業に入るのがルーティンです。月に1回、片道1時間かけ参加費を払い、ヨガ座学を学んでいた私です。Ｂ社になってからは会社の勤務時間にヨガ座学の時間があるのです。お給料の中に含まれているのです。Ｂ社最高だわ。悪魔の囁きで「社員の中で一番仕事をしていない」と言われていた私です。そんな私がこんなことあるのかしら？世界が明るくなってきました。

新発田市の女性専門ハンドニスト整体院　学べる会社最高じゃん