当たり前普通の大切さ女性専門整体院を開くまでの道のり　38

自宅に帰ってＴＶを見ると、想像していた以上に地震の被害は大きく悲惨なことが分かりました。

新潟県新発田市は特に影響がありません。会社で使用している材料メーカーが大丈夫なのか気になります。多くの材料を東北地方から購入している当社。そして私の業務は材料発注係。いつも暇でやることをやっていない私ですが、やはり会社のことが気になります。どうなるんだろう。

　会社に行くと取引先の現在の状況の確認、道路状況はニュースで知っていました。メイン材料メーカーは工場が被災し出荷出来る状況ではない工程もストップ。そして東北地方から新潟への高速道路も寸断されている。毎日多くの材料が入荷され400人の従業員が働くわが社は3日後には、材料不足で工程ラインがストップする工程も出てきました。小さな部品ひとつでも入荷が停まれば、進まない工程もあります。当たり前に普通に仕事をして、毎日材料が入荷されていることがどんなに大切なことでどんなに必要なことだったのか身に沁みました。

　【トイレットペーパー！買占めになるかもしれないが多めに発注しなきゃ。】

私はトイレットペーパーの発注担当でした。以前発注時の承認のハンコを部長から貰った時

「阿部さん、一番大切な発注係だ、私は毎日お世話になっているよ」と言われたのを思い出しました。当時はピンと来なかったですが、今ハッキリと分かります。絶対に切らしてはいけない。雑務のような仕事でも大切で必要な発注業務。そしてどんな部品入荷より大切な物の発注担当が私なのだ。と

　色々な部材をリスク回避の為、複数社から購入はしていましたが、その複数のメーカーが東北地方なのです。そして新発田市の電力会社は東北電力、敷地内に2棟ある工場は被災地への電力供給のため1棟ずつの稼働となることもありました。

　とになくなんとかしなきゃ。工場に納入されるまでが発注業務の責任です。取引先から納入が可能か？道路状況はどうか？被災した取引先の復旧の見込みはいつか？他から新たに購入する必要のある材料の見極め～納入まで、必死でした。早く今まで通り工場が普通に当たり前に稼働できるように。

新発田市の女性専門ハンドニスト整体院　やっと大切さを知り仕事に向き合いました。