心の支え女性専門整体院を開くまでの道のり 39
2023/06/01
3月11日の大地震でメイン材料のメーカー1社は建物が崩壊し、出荷前の製品はとび職人が建屋に入り製品を取り出さなければならない状態でした。復旧の見込みはGW明け。2カ月間納入が出来ないと連絡を受けました。
この取引先には、急ぎで少量の納入も対応して頂いていた取引先でした。
「早く工場が復旧し今まで通りやり取りさせて頂くのを待っております」
と電話とメールで伝えました。
その言葉とは裏腹に海外メーカーへ切り替えの動きを取り始めました。
現在の東北地方の他メーカーに増量をお願いしても納入は難しい、今後のリスク回避の為、国内だけでなく海外メーカーとの取引先をした方がいいとなったのです。
A社製造からB社製造の材料で当製品を製造しお客様に納入することは。
お客様に変更した材料で製造したサンプル製品を納入しお客様からOK頂いた後、量産製造となる流れを取る必要がありました。
製造工程は材料不足で、どこ工程も思うように進まなくなっています。
製造部は休むしかなくなりました。
新材料への切替の新商品開発部と私が所属している材料発注部署以外は手が空く状態。
東京本社と毎日打ち合わせと現在状況報告、暇だった私も毎日毎日残業になりました。
こんな状況なのに就業規則の残業時間内に収めなければならない。(会社は従業員を守ってくれているのですが)
私は残業時間が超過にならない方法を見つけました。当時は始業時間より早く出社しても早出残業とならないことを総務からそれとなく聞き出しました。職場内で誰よりも早く出勤し業務をこなしました。当工場が海外からの納入を進めるように国内の色々な工場が同じような行動をしている。
このままでは日本から仕事が無くなってしまう。このタイミングで当社から同業他社に切り替えたお客様もありました。製造部が1日も早く今まで通り製造ができるように、待ってくれているお客様のために。
被災に遭われた東北地方の方を思えば大変だと思いませんでした。温かいご飯が食べれる、お布団で眠れる、仕事が出来る、仕事を頑張れる。
ヨガの先生の言葉を思い出しました。「会社は給料を貰う場所じゃないよ、社会貢献の場だ」
沖ヨガサンヘルス山田晃先生の言葉です。
新発田市の女性専門ハンドニスト整体院 会社員時代はヨガの心が仕事の支えになっていたのだと思います。
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