新しい自分になります女性専門整体院を開くまでの道のり　56

女友達と呑みに行き2軒目で昔の仲間に声をかけられました。

「懐かしい久しぶりだね。」

と会話しながらドキドキします。10代に好きだったＡ君の友達です。

「Ａも来てるんだよ、Ａは隣りの店いちゃったけどさ」

この言葉を聞いて、私は女友達をほったらかしにして店を飛び出しました。

隣りの店に行くとソファー中央にＡ君が座っています。少し太って、髪も（少しだけね）薄くなっていました。でも昔と変わらない、かっこいいＡ君でした。

「Ａ君、、」

「えっ美雪？久しぶりだな、元氣だったか？」

「うん元氣元氣、会いたかったんだ」

Ａ君の隣りに座っている人を押しのけ隣りに座ります。20年振りの再会です。

Ａ君にめちゃくちゃ愛して貰っていたこと、沢山声をかけてくれていたのに、私が自分で否定にしていたこと、そのことをずっと謝りたかったから会いたかった、と伝えました。

「あの頃さ俺めっちゃ美雪のこと好きでさ、25歳になったら結婚しようなって言ってたの覚えているか？」

「めっちゃ好きだよ安心してって何度も言ったこと覚えているか？」

ボロボロ涙が出ます。

「うん、うん覚えている」

「ごめんねホントに」

Ａ君に会えて嬉しくて笑って、ボロボロ泣きました。私の頭をポンポンとして髪を撫でてくれました。Ａ君の胸でめっちゃ泣きました。あの大好きだったＡ君の香りを20年ぶりに嗅ぎました。Ａ君は結婚してお子さんがいました。どんな人と結婚したのか、聞きたかったのですが聞けませんでした。

（私よりキレイな女性なんだろうな）私のコンプレックスが出て、聞けなかったのだと思います。

Ａ君の連絡先を聞いて、隣りの店から女友達が迎えに来てくれて別れました。

女友達に事情を話して謝りました。友達から「会えて良かったじゃん」と言って貰えました。

その日はすっきりした氣持ちで布団に入りました。別れてから20年以上経っても私の心の中に居たＡ君に終止符を打つことができました。新発田市は狭いですよ。でもずっと謝りたいと思っていたＡ君に会えた時は奇跡を感じました。

新発田市の女性専門ハンドニスト整体院　翌朝には別人の私になっていることを確信して眠りにつきました

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