職場での変化女性専門整体院を開くまでの道のり　43

職場内で業務分担が変わりました。

「阿部さんが悪い訳じゃない、阿部さんへの教え方が悪かっただけだ」

そんな言葉をかけてくれる人とペアで仕事をすることになったのです。光が私に当たってきたようです。氣持ちが和らぎました。

前職場は検査課に所属していました。出荷前の最終検査、主に外観検査を行います。変色・ゴミ・汚れが無いか眼で見て検査します。私はこの職場で色々なことを学びました。良品、不良品の選別するだけの職場に思われますが、製品が出来上がるまでの全行程の順序を覚える必要がありました。不良品を見て、不良となる原因の工程と要因を見極めて、不具合を起こした工程にフィードバックするのです。

　検査課で10年、全員の力で検査枚数（生産数）を上げ、毎年のように入る新人の教育、教育用の資料作成、個々のスキルアップ、検査工程に製品が少ない場合の前工程への手伝いの体制、などなど色々な経験をしていました。

もちろん検査時代にもミスはしていましたが、ミスが多くやることが無いと言われ他の部署の手伝いに行かされるようなことはありませんでした。検査時代の先輩・上司に恵まれていたのだと思います。期待の大きさに潰れ泣いたり拗ねたりいじけたりしていました。辛い職場でしたが今思えばやりがいのあった職場でした。

現在の職場は材料発注係（入口）前職場は最終検査（出口）のだと思いました。職場に善し悪しはないはずですが、私は出口の方が、辛かったし大変だったしやりがいと感じれていたのだと思います。

新しくぺアを組む方が言います。

「検査が良かったやりがいだった、なんて俺は悔しいんだ。この職場で俺が一番仕事が出来る。今の材料発注の方がやりがいがあっていい職場なことを教えてやりたい俺についてきて欲しい」

新発田市の女性専門ハンドニスト整体院　見てくれていた人が居たのだと思えました。