素材を活かす女性専門整体院を開くまでの道のり　35

入れるより出す。吸う息より吐く息に意識する。まずは自らが差し出す。同じようなことを言っていることに氣が付いてきました。私は自分が大嫌いでした。容姿・性格・本当に大嫌い。そんな私が、「ないものねだりは止めよう自分を活かそう」と思えてきたのです。もっと胸やお尻にお肉が欲しかった。もっと背が低かったら良かった。もっと美しい顔で産まれたら良い人生だったのだろう。こんな惨めな姿で産まれてしまった私の存在は迷惑だ。本当に大嫌い。そんな氣持ちがほどけてきたのでしょう。

　胸が、顔がと思うなら美容整形、腕のいい美容師さんを見つけヘアスタイルを変える、ファッションでカバーすることも出来る。そんな努力もせず、「もっと〇〇が良かった」と思わずに、今の阿部美雪の素材100％活かせるようになろう。自分の良さを見つけて行こう。と思えてきたのです。

100％自分の素材を活かす！

　この頃やっと何故ここまで私がネガティブなのか見えてきました。「夜泣きひんどで（ひどくて）毎日おんぶしてたさ」この言葉をおばあちゃんが言っていたことを思い出しました。1歳半でコタツから落ちて左鎖骨を骨折したそうです。保育園に入園した頃の写真を見ると左足が内側に入っています。私は股関節が先か左鎖骨骨折が先か分かりませんが、赤ちゃんの頃から違和感があり泣いていたのだと思うのです、そしてその時におんぶしてくれていたのはお母さんでなくおばあちゃん。

私は三姉妹の長女です。次女は私と1年5カ月の歳の差です。私が産まれて半年後には母は2人目を妊娠、母親に抱っこして欲しいのに泣いても泣いても抱っこして貰えなかった。

断食セミナーで「両親から愛されてなかったわね」と声をかけられたこと。幼い頃、妹２人に「お姉ちゃんはお手伝いしなでズルするよね」と言われたことなどを思い出したのです。

身体の痛みをかばいながら成長していたことに両親から氣付いてもらえず、妹からもズルするお姉ちゃんと言われていた私。頑張っても頑張っても誰も許してくれない。努力が足りない子。そう思い込むように洗脳教育と家族からのイジメがあったことを知りました。

新発田市のハンドニスト整体　貴女は100％素材を活かせていますか？