今のタイミングではない女性専門整体院を開くまでの道のり109

ヒーラーさんは、人の過去未来が視える人でした。手相を視るようにしながら、感じて見えることを伝えるスタイルです。両手を差し出し視てもらいます。あと1カ月で退職です。いよいよ整体師としての学びが本格的に始まります。

「整体の第一人者として人気が出て、お弟子さんが出来ます。そして、その整体には道具を使います」

（師匠から技術を学んでいるのに第一人者？道具？）

私は、ただ自分の手を見つめていました。すると、手のひらに水晶が置かれました。

「えっ？」ヒーラーさんの隣りにいた瞑想先生が私の手に水晶を置いてくれたのです。

「家を出ようとした時、ふとね、この水晶を美雪ちゃんに渡そうと思って持ってきたんだよ」

ヒーラーさんと瞑想先生が示し合わせたような、どこまで演出でどこまで本当でなのでしょうか？

瞑想先生からのプレゼントがこんな風に私の手元に置かれたのです。

【第一人者で弟子ができる道具を使う】思ってもみない言葉でした。

私は本当に恵まれて良いご縁に繋いで頂けているなぁと思いました。【和】という字が好きでした【和】には色んな意味も読み方もあります。【わ】には輪という漢字も使われる時もあるし、【わ】が繋がっているなぁとしみじみ思えました。

休暇が終わり、また会社での仕事が始まりました。出勤日数は20日ほどです。

昼休みに後輩（20歳）とご飯を食べている時、後輩から恋愛相談をされました。

その相談を聞いて私が

「以前友だちがさ、タロット占いしてもらったら、彼に他の女がいるって出て彼氏に聞いたら自分が2番目の女だったんだって、占いって当たるんだね」

「阿部さん占い行きましょ」

「いや、私は別に恋愛の悩みないし」

「お願いです。ついてきてください。占ってくれるところどこですか？」

「分からないよ、今の話し何十年も前だもの」

「じゃ占ってくれるところ阿部さん探してください」

「一緒に行きましょう」

（なんで私が探すんや）そう思いながらも2人で日にちを合わせて占いに行きました。

会社辞めて整体の学びになるタイミングだし、今後のこと占ってもらうのもアリだな。

鑑定してもらいました。

「あなた、開業はまだ先よ今じゃない、今の会社を辞めるタイミングじゃないわ2年後なら大丈夫」

「え～もう退職が決まっていて送別会も、もうすぐ開かれるんですよ」

「ここで、退職しないで会社を続けるなんて、、、」

「あらもう、決めたの？2年は開業はしないでね。」

「学びならいいんですか？学びだけならいいわよ」

新発田市の女性専門ハンドニスト整体院　2年収入が無く学びだけって私大丈夫かしら？