私が女性専門整体院を開くまでの道のり　18　涙ボロボロ

ヨガを学んで8カ月が経ち福島県での合宿当日となりました。

新潟市からバスに乗り1泊2日の旅に出発です。3時間程で福島県只見町に着きました。

合宿先は叶津番所、江戸後期に建てられ番所として使われていた農家住宅でした。

凄い！ここでヨガを学べるんだ。古い建物の中にいるだけで清らかな気持ちになります。

持ち物の中に筆記用具とありました。ヨガやるのに筆記用具？

ヨガに座学があることを私は知りませんでした。

ヨガって身体を動かして身体のバランスを整えるものと思っていました。

座学で講師の先生が「ヨガの第一段階はヤマニヤマ・全てに正直に全てに感謝する」と言われ授業が始まりました。

正直と感謝それも全てに対して？

先生の最初の言葉から私は理解が出来ず頭の中でグルグル。

講義中にも関わらず私は手を挙げ質問します。

「先生それできないんですけど」

「できないとはなんぞや」

「だって全てに正直に全てに感謝するってムリです」

「ムリとはなんぞや」

「相手から嫌な事を言われたら正直、嫌な気持ちになります。そこに感謝なんて出来ません」

「相手に言われたではない相手とは自分だ」

講義を中断し質問しても先生の言葉を理解出来ませんでした。

先生の気迫で私はボロボロと涙を流しました。だって分からないよ、どういう意味なんだ。

講義が終わり休憩時間に講師の先生が

「僕は女性は下の名前で覚えるんだ、なんて名前？」

「みゆきです」

「どんな字？みゆきのみはBeautiful？」

「ハイ、Beautiful snowです」

この時自分の名前を初めてBeautiful snowと表現しました。

翌日朝清掃業法で黒光りした太い柱を磨きながら涙を流していました。

泣いている私を見て瞑想の先生は「浄化されたんだね」と

実はＡ君を思い出して泣いていたのです。

合宿先に来てもなぜかＡ君を思い出し涙していました。

なんだか泣いてばかりの合宿でした。

翌日、会社に行くとなぜか今までと違う気持ちでいるような気がしました。

なんだろうこの気持ち。

良く分からない感覚でした。でも合宿に行けて良かったと思えました。

新発田市の女性専門ハンドニスト整体院、ここから何度も叶津番所に通いますよ。