私が女性専門整体院を開くまでの道のり　4　

色々な症状を持ちながらの生活は本当に辛かったです。

寝ても歯ぎしりをするので目覚めても頭痛は楽にならず、朝食の時に口を開けるのが痛くてご飯が食べれませんでした。顎関節症もあったのかもしれません。

常に咳をしているため、おしっこが溜められなくなり少しでも咳をすると失禁してしまう。

夜寝る前には必ずトイレに行きます。

しかし頭痛持ちの私が歯ぎしりをして首や肩の痛みがありながら熟睡など出来ませんでした。夜中に目覚めるとトイレに行きたくなります。量はでませんがで気になります。

腰痛股関節もあり落ち着いて布団に入っていれないのです。

会社では常にマスクをしてなるべく小さく呼吸をするようにしますが、咳き込んで。失禁しパンツを濡らしてしまいます。

この状態で耳鳴りがあり、視力も低下していき今の自分を見たくなっていたのでしょう。上まぶうたは半開きで眼をハッキリ明けられなくなっていました。

眉間にシワを寄せ能面のように表情はなく、ただただその場にいるのが精一杯な姿で職場にいました。

手書きで連番を付けてパソコンに入力する作業をしていましたが、手書きの連番が抜けることが度々ありました。数字に1ずつ足していく。幼稚園児でも出来るようなことができない状態でよく会社にいれたものだと思います。

そんな私に職場の人は腫れものに触るように接していたのだと思います。（記憶はありませんが）

当時の様子を会社先輩は「駐車場から玄関までの道を傘を杖のようにして歩いていた」と10年以上経ってから教えてくれました。当時の様子を話くれた時先輩は涙ぐんでいました。

今の私を知っている人は信じられないでしょうね。

20年後、「笑い声がデカイ阿部さんの声廊下まで響いているよ」と注意されるまでになりました。同じ会社にいる間に、こんなにも変化するんですから。

新発田で女性専門ハンドニスト整体院を開くまで、遠い道のりのようですが、最悪の状態から抜けているのは分かりました。